全米ヒット!アフロサムライ“逆輸入”
日本の漫画をアニメ化し、米俳優サミュエル・L・ジャクソン(58)がプロデュースと声優を務めた「アフロサムライ」が、今秋に日本で劇場公開される。全米では今年1月にテレビ放送されて大ヒット。侍が前代未聞のアフロヘアーで“凱旋”する。
(ヤフーニュースより引用)
原作は、イラストレーターの岡崎能士(たかし)氏(32)が98年にミニコミ誌で発表した同名漫画。「二番」の文字が刻まれたはちまきを巻いた侍・アフロが、父の敵を討つため、「一番」のはちまきを持つ世界一の剣客と戦う作品だ。
映画「ブレイブ ストーリー」(06年)などのアニメを手掛ける制作会社「GONZO」が漫画を気に入り、アニメ化を企画。同社の米国事務所を通じて企画を知ったサミュエルは、昔から日本の侍映画の大ファンで「オレはアフロサムライにならねばならない」とぞっこん。ほかの俳優に企画を知られないように、その場にあった資料をすべて持ち帰り、共同プロデューサーと声優に名乗りを上げた。
サミュエルはアフロと、アフロとともに旅するニンジャニンジャの声を担当。「かたじけない」などの日本語のセリフや漢字も多用される一方で、音楽は米国の人気アーティストRZA(38)のヒップホップを使用。和洋折衷の21世紀らしい“サムライ作品”となった。
全米では今年1月、大手ケーブルチャンネル「SpikeTV」で放送。武士道とアフリカ系アメリカンの文化の融合が話題を呼び、高視聴率を獲得。5月にはDVDも発売され、ヒットしている。
日本での劇場公開版は、テレビ放送された全5話(1話30分)に、新たなシーンを加えて編集。サミュエルの主演で実写化の企画も進行中で、アフロサムライの快進撃が続きそうだ。
◆サミュエル・L・ジャクソン 1948年12月21日、米ワシントン出身の58歳。91年に「ジャングル・フィーバー」でカンヌ国際映画祭の助演男優賞を受賞。クエンティン・タランティーノ監督の「パルプ・フィクション」(94年)では哲学的な殺し屋を演じ、ブルース・ウィリス主演の「ダイ・ハード3」(95年)など大作でも活躍。人気シリーズ「スター・ウォーズ」に、ジェダイの騎士・メイス役で出演。